日本全国の美味しいご当地グルメ!観光・旅行で味わいたい郷土料理も紹介

日本各地には、ローカルに愛されているご当地グルメがたくさんあります。この記事では、全国北海道から沖縄まで「ご当地グルメ&郷土料理」をご紹介します。次のオプションを通じておいしい食べ物についてもっと知りましょう。

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ジンギスカン【北海道】

道民の生活に根付いた栄養満点のスタミナフード!

(画像提供:公益社団法人 北海道観光振興機構)

北海道のご当地グルメといえばジンギスカン。中央が膨らんだドーム型の鍋を使用し、ラム(仔羊肉)やマトン(成羊肉)と野菜を一緒に焼く郷土料理です。

北海道で食べられているジンギスカンは、大きく分けて2タイプ。焼く前にタレを浸み込ませた“味付きタイプ”と、焼いた後にタレをつける“後付けタイプ”です。ジンギスカンのタレはほとんどの店が自家製なので、お気に入りの店舗を見つけるのも楽しいですね!

ラムはコレステロール含有量が少なく、貴重な栄養素が摂取できる、道民から愛され続けているグルメ!臭みもなく、柔らかい肉なので食べやすく、箸が進みます。タレが絡んだ焼きたてのジンギスカンは、絶品ですよ。

(画像提供:公益社団法人 北海道観光振興機構)

十和田バラ焼き【青森県】

甘辛いタレが食欲を誘う!バラ肉を炒めた鉄板のソウルフルード

(画像提供:十和田バラ焼きゼミナール)

2009年に町おこしをきっかけに誕生した「十和田バラ焼き」。地元では戦後間もない頃から愛されてきた家庭料理で、牛バラ肉と大量の玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレで味付け、鉄板で焼きあげたご当地グルメです。

2014年にはB-1グランプリで「十和田バラ焼き」を提供した十和田バラ焼きゼミナールがゴールドグランプリを受賞し、全国的にその名を知られるようになりました。

(画像提供:十和田バラ焼きゼミナール)

現在では、ピーマンやニンジン、キャベツなど様々な野菜が入ったり、牛肉ではなく豚肉や馬肉を使ったりと、オリジナルのバラ焼きを提供する店舗も登場しています。
具材はもちろん、お店によって異なるタレも特徴!お肉と野菜とタレが溶け合ったバラ焼は、ごはんが進むと評判です!

盛岡冷麺【岩手県】

つるっとした喉ごしのよい麺とコク旨スープに、キムチが調和!

(画像提供:盛岡市)

盛岡冷麺の特長は、小麦粉とばれいしょでん粉で作られたコシの強い麺と、牛肉や鶏肉でだしをとったほどよく冷えたスープ。半透明で透き通った麺はツルツルと喉ごしがよく、コクのあるスープにキムチの辛味が合わさり、するっと食べられる一品です!

朝鮮半島の冷麺を日本人の嗜好にあうように改良されたものがルーツで、1985年代のグルメブームを追い風に一躍全国に知られるようになりました。

近年では、わんこそば・じゃじゃ麺とともに「盛岡三大麺」として多くの人々に愛されています。盛岡市内では約30店舗の専門店のほか、焼肉店でも味わうことができます。

牛たん【宮城県】

柔らかいのに食べ応え抜群!厚さが魅力の仙台牛たん

(画像提供:味の牛たん喜助)

分厚いスライスが特徴の仙台牛たん。数日間かけてじっくりと熟成されるため、旨味が閉じ込められ風味が生まれます。

仙台の牛たん専門店では、炭火を用いた網焼きが主流。網焼きにすることで脂分が落ちてほのかな炭の香りが食欲をそそります。塩、タレ、味噌などで味付けした「牛たん焼き」は仙台市の郷土料理の一つ。本場の味をぜひ堪能してみて!

(画像提供:味の牛たん喜助)

きりたんぽ【秋田県】

美味しいお米をこんがり焼いて。寒い季節に食べたくなるご当地鍋

(画像提供:大館市)

「きりたんぽ」は、お米の名産地・秋田県の郷土料理。ごはんをすりつぶし、秋田杉の串に巻き付けて焼いたもの。味噌を塗って焼きそのまま食べるのはもちろん、棒から外して野菜や鶏肉と一緒に味わう「きりたんぽ鍋」も有名です。

きりたんぽ鍋に欠かせないのが秋田県の北部にて飼育される「比内地鶏」。鶏ガラの出汁をベースに、野菜や肉の旨みが濃縮された鍋に、こんがりときつね色に焼かれたきりたんぽ…。ほっこりする美味しさを味わってみてくださいね。

喜多方ラーメン【福島県】

醤油ベースのスープとモチモチの麺。名物「朝ラー」も食べよう!

(画像提供:(一社)喜多方観光物産協会)

札幌、博多と並んで有名な「喜多方ラーメン」。醤油味が主流ですが、塩味のラーメンを提供する店もあり、バラエティ豊か。麺は太めの平打ち熟成多加水麺で、一般的な麺より水分を多く含み、モチもちとした触感と独特の縮れがあるのが特徴です。

喜多方市内の水は、「平成の名水百選」に選ばれている栂峰(つがみね)渓流水を源泉としているため、良質な水も美味しい麺・スープの秘訣です。

また、喜多方では、昔から醤油、味噌、清酒の醸造業が盛んで、高品質の醤油や味噌が、豚骨や魚介類、地元で採れた野菜なども、さらに味わい深いものにします。朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化も体験してみては?

宇都宮餃子(R)【栃木県】

パクパク食べられちゃう、野菜多めのヘルシー餃子。毎日食べても飽きない味

(画像提供:協同組合宇都宮餃子会)

宇都宮のグルメといえば、なんといっても餃子です!ぱりっと香ばしい羽根がついた焼餃子、もっちりプルプル食感の水餃子、皮がカリッと揚餃子など、餃子といっても食べ方も様々。お店ごとに違った形や味が楽しめます。

宇都宮餃子は、さっぱりとした野菜多めの餃子が主流。もちろん肉多めの餃子もありますが、どれも食べやすく、さらに価格がリーズナブルなのもうれしい!お店ごとに作り方や味が異なるので、観光しながら色々なお店を巡って、餃子を食べ比べしてみるのもおすすめです♪

すき焼き【群馬県】

お肉、野菜、こんにゃく…地元が誇る食材が集まる!群馬県が誇る究極のおもてなし料理

(画像提供:群馬県)

上州牛や下仁田ねぎはもちろんのこと、全国一位の生産量を誇るこんにゃく芋を使ったしらたきや白菜、春菊、生しいたけをふんだんに使い、一つの鍋で地元食材を存分に味わえる「すき焼き」。群馬県のすき焼きは食材すべてが県内で揃うので、群馬が誇る究極のおもてなし料理として定着しています。

(画像提供:群馬県)

また、上州牛の代わりに上州地鶏を使ったすき焼きや、チーズやトマトソースを加えて仕上げるイタリアン風すき焼きなどのアレンジも豊富で、様々な味を楽しめます。

あんこう鍋【茨城県】

茨城の冬の味覚!淡白な白身から濃厚な肝まで余すところなく味わえる郷土料理

(画像提供:茨城県営業戦略部販売流通課)

あんこうは、“東のアンコウ西のフグ”と並び称される食材。身から肝まで余すところなく使ったあんこう鍋は、茨城県を代表する冬の味覚です。

見た目はちょっと怖い魚ですが、味は淡白でコラーゲンたっぷり、身は脂肪が少なく低カロリー!美味しいだけでなく身体にもうれしい食材です。

あんこう鍋は、大まかに分けると味噌仕立てか醤油仕立ての2種類で、コクのある風味のものが多いようです。味付けや具材などはお店によってそれぞれ違いますが、特に「あん肝」をどのくらい使用しているかによって、コクや旨味、風味が大きく変わるそう。

茨城県内の各地で楽しむことができるので、ぜひ味わってみてくださいね♪

(画像提供:茨城県営業戦略部販売流通課)

熊谷うどん【埼玉県】

暑さだけじゃない、うどんも話題の熊谷。コシの強い麺をつけ出汁で味わう

(画像提供:熊谷市観光協会)

「あついぞ!熊谷」として、例年最高気温更新の話題にこと欠かない熊谷市には、もうひとつ欠かせない美味しい話題・ご当地グルメの「熊谷うどん」があります。

熊谷産小麦を50%以上使用し、熊谷で製粉・製麺したブランドうどん。有数の小麦の生産地である熊谷は、古くからうどん文化が根づいた地としても知られ、つけ汁で味わううどんは、コシが強くて、通も納得の美味しさ。

なめろう【千葉県】

新鮮な海の幸が豊富な南房総の漁師料理。そのまま食べても焼いても美味しい!

(画像提供:南房総市)

「なめろう」は、もともと船の上で作っていた漁師飯です。南房総の代表的な漁師料理としても知られ、新鮮な鯵や鰯など季節の地魚の身に味噌・生姜・葱・大葉などの薬味を加えて、細かくたたき混ぜると完成です。

(画像提供:南房総市)

お酒にも、白いご飯にも合い、“皿まで舐めてしまうほど美味しい”ことも、名前の由来と言われています。その「なめろう」を焼いて、一味違う風味を味わえるのが「さんが焼き」。「なめろう」は下味がついているので、そのまま生で食べても、焼いても美味しい一品です。

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